ジョンの音楽に対する話は個人的にいつも興味深いなと思って読んでます。
今回の「Odd Eye」も、初めてメンバーのディレクションをして、パート割とかも考えながら曲を作ったというから
SHINeeに合う曲を作ったのかと思えば、「SHINeeに似合う曲を書くこともできるけど、書かないでいる」ということだというし。
いつかジョンがSHINeeに合う曲を書くのが楽しみです。どんなに先であっても。
「確信を得るまで、ジョンヒョン」銀髪に染めたヘアースタイルのために、メンバーたちはジョンヒョンをおじいちゃんと呼んでいる。質問に答える以上に沢山のことを聞かせてくれた彼と会話をすれば、本当に年を重ねたおじいちゃんのようでもある。終始一貫して思慮深い彼が、思いっきり偉そうにしたら面白いのに。偉ぶっても魅力的に見える年だし、ご存知のようにそういう時期は長くはないから。
Q:アルバム「BASE」の成功、おめでとうございます。成功の喜びは十分満喫しましたか?
ジョンヒョン:ソロ活動を始める際に、音源チャートの成績や1位受賞みたいな数値的な記録を目標にしてきた訳ではありませんでした。僕の名前で出たものだけど、一人で作ったものではないし、僕の音楽を支持してくれるスタッフの皆さんと一緒に喜べる結果が出たので、より嬉しかったです。「僕たちの息はぴったり合うから、またやりましょう」と言えることも、良かったです。
Q:ダブルタイトル曲である「Crazy」の成績は残念ではないですか?
ジョンヒョン:残念というよりは、大衆の皆さんはどんな音楽の方が好きなのか、どんな音楽を受け入れるのか、というのを知ることが出来た、というくらいに考えました。今回得た情報がこれからの音楽作業にどんな影響があるかはまだ分からないです。アルバム「BASE」は、情報収集の意味が大きかったです。
Q:ジョンヒョンさんの音楽的力量、大衆の好みを正確に把握する能力を検証されたりするのと同じじゃないですか。もう少し偉そうにしても良いと思います。
ジョンヒョン:偉そうにするには自信がなくちゃいけないけど、まだ大衆のことがよく分からないんです。僕が「Deja-Boo」を先行公開しようと提案したのは本当です。ただ、確信があったからというよりは、漠然とそうした方が良いんじゃないかと思ったんです。上手くいくはずと自己催眠を掛けました。大衆の前に出てから8年になるけど、僕が予想できるものはないです。
Q:ソロアルバムの後にSHINeeのアルバムが出ますが、プレッシャーではないですか?
ジョンヒョン:特にプレッシャーはないです。SHINeeの外で新しいイメージを探して、その結果が溶け込んでさらに新鮮に進んでいくことができるんだと思います。アーティストは、インスピレーションと方向性を提供するミューズの役割になることがあるけど、僕もそうなりたいので、新しいアルバムの1曲目の「Odd
Eye」という曲、1曲だけ書きました。一種の証拠提出でした。
Q:証拠提出ですか?なぜ証拠が必要なんでしょう?
ジョンヒョン:「SHINeeに似合う曲を書くこともできるけど、書かないでいる」という意味です。SHINeeの中で僕が見ているSHINeeの姿より、外のスタッフの視線の方が自由になることがあります。曲を書く時に、今まで僕たちが見せてきた姿を保ちながら、新しい姿を加えようとすごく悩みました。でも、これが正しい接近方法なのかなと疑問がわきました。僕とメンバーが歌を歌う当事者なので、客観的な判断がつかなかったんです。だから、自分でこれに対する確信的な答えを見つけるまではSHINeeの曲は書かないつもりです。
Q:今年でデビュー8年目です。夢見ていた姿に近づいていますか?
ジョンヒョン:目に見えるものより個人的な満足感を目標にしてきたけど、たぶん一生満たされることはないんじゃないかなと思います。ずっと欠乏状態を維持しなければ原動力を保てない性格でもあるし。ここが足りないと思って、じゃあ何をしなきゃいけないだろうかと、ずっと悩んでいます。
Q:最近は何が一番足りないですか?
ジョンヒョン:睡眠です(笑)。音楽作業やアーティストとして活動することに慣れてしまったことが悩みです。慣れによって余裕が生まれることもあるけど、放心してしまう瞬間も出てくるので。慣れから離れて、音楽を事務的に扱わないように努力中です。
Q:SHINeeの中で露出を主に担当してるじゃないですか。ジョンヒョンさんはただ一人セクシーな男性の雰囲気があります。
ジョンヒョン:そうですね…思慮深い振りをしてるからじゃないですか?(笑)外的にセクシーなイメージとは、トレーニング、態度、露出などが積み重なって完成されるでしょう?でも、大衆に見られる僕の最も大きな部分は、正直な青年の姿だと思います。自分の考えがある人がセクシーに見えるじゃないですか。それが僕のなりたい姿でもあるし。
Q:3月に東京ドームでのコンサートを成功裏に終えましたよね。本当に沢山泣いていましたが。
ジョンヒョン:沢山の方が来てくれた分だけ伝わってくるエネルギーも大きくて、楽しかったです。日本で活動した結果が少しずつ目に見えてきて、自分なりの答えを得た気分でした。その前までは、海外活動だからか、どうしても本当にうまくやっているのか、文化的な背景が違うので僕たちが逃しているものがあるんじゃないかと不安でした。でも、東京ドームのコンサートを終えたら、そんな不安感を払いのけて確信を得た気がします。
Q:SHINeeだけが出来る領域がまた広がりましたよね。
ジョンヒョン:このメンバーとSHINeeとしてデビューできて幸運だったなと思います。僕の人生の運はSHINeeとしてデビューした時に使い切ったんじゃないかと思うくらいです。何より僕たち5人が出会ったのが重要です。僕たちじゃなくてもSHINeeという名前のグループがSMからデビューしていたでしょう。でも、今みたいなカラーが出てくることはなかったと思います。今のSHINeeは5人とその後ろにいる沢山のスタッフの努力が合わさった結果なんです。
(和訳:うめこ)
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charuu (金曜日, 30 12月 2016 11:28)
彼の考えを理解できることに感謝してます。
訳ありがとうございます(о´∀`о)