もう当然のように2集の話をしてることや大賞を取りたいという発言に驚きつつも
そうだった、てむちゃんは野心家だったね…と改めて思わされました。
ハングルは後で追加したい…
SHINeeのメンバーの中で一番最初にソロアルバムを出しましたね。
テミン:元々ソロ歌手が夢だったんですけど、SMに入ってSHINeeとしてデビューして、自分の足りない部分を埋めてくれて引っ張ってってくれる人たちが隣にいることに安心していました。でも、いつか必ずやるんだという思いはありました。SMのパフォーマンス・ディレクターのジェウォンひょんとソロデビューについて漠然と話したことがあるんです。「僕はどうしたらいいんでしょう」て言ったら、ひょんが「お前が努力して成果を見せたら、事務所がお前をそのまま放っておくか?」と言ってくれました。その時から黙々と努力してきました。
ソロデビューが決まったということを聞いた時の気分を一言で表現して下さい。
テミン:どっきりカメラ?
今このインタビューも実はどっきりカメラです。
テミン:まさか…違うでしょう。ほんとに違うでしょ?それくらい戸惑いました。
わくわくが大きいですか?プレッシャーの方が大きいですか?
テミン:わくわくの方が大きいです。幼い頃はプレッシャーをすごく感じていました。プレッシャーていうのは、誰かに認められようとすると大きくなる気がします。最近は自分が満足いくかどうか。一生懸命やれば好きになって下さる方々のことをもっと考えるようになりました。
小学6年の時のオーディション映像を見ました。死ぬほど頑張ると宣言したでしょう?その時から夢見てたことを今少しは成し遂げた気分ですか?
テミン:小学3年生の時にRainの「太陽を避ける方法」のステージを見てからダンスにすっかりはまりました。男だから、芸能人になりたいというのは照れくさくて言えなかったけど、心の中ではダンスで食べていくんだと思ってました。
元々ダンスの才能があったようですね。
テミン:才能は誰にでもあるんだと思います。僕は一度はまるとそれだけやるんです。部屋のドアを閉めて他のことをやってる振りして、1日6時間以上踊ってました。夜になると窓に映る自分の姿を見ながらにやっとしたり、おかしな小学生でした。
ご両親はご存知でなく?
テミン:音楽も大きくしないで、MP3に音楽を入れてイヤホンをして踊ってました。
好きな食べ物にステーキを選ぶのを見て、子供らしいなと思いました。今も一番好きな食べ物ですか?
テミン:お肉は体が必要としてます。元々太らない体質で運動量が多いので、よく食べるようになりました。最近はカレイの煮付けが好きになりました。ジョンヒョニヒョンの実家から送ってくれたのを初めて食べたのが本当に美味しかったんです。最近は食事メニュー調整をしていてお肉ばかり食べてたせいか、辛いチムタクとかつぶ貝の和え物にビールが飲みたいです。
テミンは、変わらないものはどうしても変わらない、という人のようにえます。活動が始まって、今でも守ろうとしてるものはありますか?
テミン:2つあるんですが、ひとつは初心を忘れないようにしようという気持ちです。時間が経つほど自分も知らないうちに怠惰になってしまうのを戒めるためです。宗教がカトリックなんです。教会にこまめには通わないけど、ダメなところをいつも反省しようとしてます。二度と同じ間違いはしないようにと誓うんです。
すごく模範的な答えじゃないですか?
テミン:両親の影響だと思います。優しすぎるのは魅力がないというじゃないですか。だから一方では心配もしました。悪い男が流行った時は「僕も悪くならなきゃいけないかな」と深刻に悩んだり。
どこまで考えました?
テミン:誠意のない言葉をずけずけ吐き捨てるとか。それがかっこよく見えたりもするけど、実際にはできなかったです。
歌に対する強い拘りがうかがえます。テミンにとって歌がなぜそんなに重要なんでしょう?
テミン:歌が下手だと沢山言われました。堂々と歌手だと言うのなら、歌唱力とか、少なくとも自分だけの声とか特徴を持って歌えなきゃいけないと思ったんです。
どんな歌が好きですか?
テミン:うるさすぎなくて、穏やかな歌はだいたい好きです。フォーク、カントリー、バラード、ポップス、R&B、クラシックまで、ジャンルは問わないです。
ソロアルバムのためにやったことの中で、一番上手くやったなと思うことは何ですか?
テミン:SHINeeの中で見せられなかったものを見せたかったんです。沢山の方々が僕に似合うのはダンス曲とか活発な曲だと思われるでしょうけど、ソロアルバムは成熟した音楽がほとんどです。「Ace」という曲があるんですが、振り付け師の方と絶え間なく息を合わせて、東方神起のチャンミニヒョンがコーラスをしてくれて、豊かな曲になりました。
イアン・イーストウッドと振り付け作業をしたそうですが。
テミン:イアンはソロダンスを録ってアップして有名になったYouTubeスターです。動画を注意深く見てたら、イアンと一緒なら新しいものができるんじゃないかという気がしました。初めて会った時、イアンはためらいもなく「Wha's up,
man?」と言いながら挨拶してくれたけど、僕は静かに「Hi」としか言えませんでした。同い年なのもあってだんだん仲良くなって、しばらくしたら色々意見も出し合いながら作業していきました。
歌とダンス、どちらかひとつを諦めることはしなかったんですね。
テミン:本当に半々です。パフォーマンスとして見られる音楽をやるのが僕のポジションだから、そこで十分なものを見せなきゃいけないという結論に達しました。歌唱力をもっと付けたいという思いもあるし、さらに努力しなきゃいけない部分です。
努力というのは結局は練習でしょうか?
テミン:自ら判断するのは難しいけど、練習は沢山する方だと思います。過程よりも結果が重要だと思います。練習も要領だけど…
なぜ要領が良くないんですか?
テミン:練習の才能がないみたいです。要領の才能がないのかもしれません。
2010年度の「DAZED」とのインタビューで、一番尊敬する人物としてマイケル・ジャクソンをあげてますね。
テミン:かなり幼い頃から亡くなるまで、アーティストだったじゃないですか。ステージを掌握する男らしさとセクシーさを兼ね備えてるところもかっこいいです。変わらず好きです。
テミンが思う男らしさとはどんなものですか?
テミン:相手によって色々な顔を見せるのではなく、ひとつの顔を守ることです。そして、大人な男性を見ると羨ましいなと思います。
大人になったのでは?
テミン:少年でもなく男性でもない曖昧な時期な気がします。今が一番大変です。
自分ではどういう時にまだ子供だなと感じますか?
テミン:幼い頃に見ていたアニメをまだ見てます。「ワンピース」とか「ドラゴンボール」とか。あと、マネージャーひょんにだだをこねてしまうのが一番子供な行動だと思ってます。
テミンの2集アルバムのタイトルとして使ってみたいと思うくらい好きな言葉があるとしたら何ですか?
テミン:家訓であり座右の銘は、「人事を尽くして天命を待つ」です。あと、トレードマークという単語が好きです。僕のイニシャル(TM)と同じなので。
比較的ファッションには興味がなさそうですが。
テミン:服は楽なのが最高です。仕事をしながら着れるので十分です。
普段はどんな服装ですか?
テミン:今日はジムに行ってきたので、ジャージを着てきたんですが、普段はジーンズにゆったりした無彩色のTシャツを好んで着てます。他のメンバーが服に興味があるので、僕も興味を持とうとしたんですが、大変でした。次の日に何を着ようかと寝る前に毎日準備しなきゃいけなくて…
一緒に仕事をしてみたいアーティストやカメラマンなどはいますか?
テミン:デザイナーさんやカメラマンさんはよく分からないです。内向的なので他の人と作業をするのはまだ想像できないです。今は、一定期間一生懸命聞いて教えてもらって、それから練習するので十分な気がします。
ひとりでやることの中で一番好きなのは何ですか?
テミン:犬と遊ぶことです!元々ひとりでもよく遊びます。じっとしてると沈黙の中でピーっという音が聞こえます。寝転がってその音に集中するのも好きです。
これからやりたいことが沢山あると思いますが。
テミン:一人で海外に行ったことがないんです。バックパッカーをしてみたいです。
理想のタイプについての質問を絶えず受けると思いますが、理想のタイプを選ぶ時に一貫性はありますか?
テミン:ずっと「エマ・ワトソン」と答えてきました。でも、だんだん可愛いことが全てじゃないんだということが分かってきました。優しくて純粋な性格が重要です。
一番怖いものはなんですか?
テミン:家族や周りの人たちの健康が一番気掛かりです。誰かが具合が悪いという話を聞くと辛いです。人に忘れられるということは怖くはないです。また違う人生を歩めるというドキドキもあります。
アルバムはどのくらい売れてほしいですか?
テミン:最優秀賞。大賞を取りたいです。賞を取りたいというよりは、そういう評価を得られる人になりたいです。
初ステージ(SMTかな?)に上がる前日は何をする予定ですか?
テミン:早く寝て早く起きなきゃです。ステージを終えたら、食べたいもの全部食べます。
カレイの煮付けですか?
テミン:はい。控え室でご馳走を食べます。
(和訳:うめこ)
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