オニュのダイアリーを読んでいると、本当に静かで落ち着ける時間を
普段からすごく求めているんじゃないかと思ってしまったり。
少しでもそういう時間がバルセロナで持てて良かったんだろうなと思います。
바르셀로나는 참 재미있는 도시다.
バルセロナは本当に面白い都市だ。
역동적이고, 신나고, 다양해서 한순간도 지루할 틈이 없다.
活気があって、楽しくて、多様だから一瞬も退屈する暇がない。
아주 나중에, 좋아하는 사람과 결혼여행을 와도 너무 재미있을 것 같고 몇 년 후에 가족과 함께 다시 이곳을 찾아도 좋을 것 같다는 생각이 든다.
ずっと先のことだけど、好きな人と新婚旅行に来てもすごく面白そうだし、何年後かに家族と一緒にまたここを訪れても良いだろうなと思う。
그런데 재미있는 것은, 돌아와서 생각하니 쉴 새 없이 골목골목 작은 가게나 장소들을 찾아다닐 때보다 고즈넉한 성당 옆 작은 카페에 앉아 사람들을 바라보고 있었던 한 시간 남짓이 가장 기억에 남는다는 것.
でも、面白いのは、戻ってきてから考えると、ひっきりなしに路地ごとにある小さなお店や場所を訪れて歩く時より、静まり返った聖堂の隣のカフェに座って人々を眺めていた1時間くらいが、一番記憶に残ってるということ。
시간이 좀 더 흐른 후에 바르셀로나를 떠올리면, '아, 내가 이 도시에서 성당 종소리를 들으며 참 행복한 시간을 보냈었지'라고 추억하게 될 것 같다.
時間がもう少し経った後にバルセロナを思い浮かべたら、「あ、僕がこの都市で聖堂の鐘の音を聞きながら、本当に幸せな時間を過ごしたんだな」と思い出すようになる気がする。
도시가 모두 깨어나기 전 한적한 길가에 스며드는 종소리는, 걱정도 고민도 다 희미하게 지워주는 것 같아 괜히 마음이 설렌다.
都市が皆目覚める前に静かな道に響き渡る鐘の音は、心配も悩みも全てそっと消してくれるようで、無性に胸が躍った。
그런 장소에서 커피가 식을 때까지 두런두런 이야기 나눌 사람이 있다면 더 좋고, 그런 사람들이 내 마음을 조금이라도 들여다볼 수 있는 가까운 사람이라면 더더욱 좋다.
そんな場所でコーヒーが冷めるまでひそひそと会話をする相手もいたならさらに良くて、その人が僕の心を少しでも覗き見ることができる親しい人ならもっと良い。
그것마저 아니어도 상관없다.
そういうのでさえなくても構わない。
바닥으로 떨어지는 햇살의 각도, 빛의 양, 웅성웅성 들려오는 소리, 낯선 공기가 주는 기분 좋은 냄새...
地面へ落ちていく太陽の角度、光の量、ざわざわと聞こえてくる音、慣れない空気がくれる気分の良い匂い…
뭐 그런 것들이 옆에 있어준다면 누구와 함께라도 혹은 혼자라도 상관없이 행복할 수 있을 것 같다.
何かそんなものがそばにあるなら、誰かと一緒でも、あるいは一人でも関係なく、幸せになれる気がする。
내가 바르셀로나를 아련하게나마 추억하는 이유 중 하나는 이렇게 나만의 여유를 만끽할 수 있었던 '시에스타'라는 시간이 있었기 때문이다.
僕がバルセロナをかすかにでも思い出す理由の一つは、こんな風に僕だけの余裕を満喫することができた「シエスタ」という時間があったからだ。
도시를 통째로 빌린 것처럼, 오래된 바닥을 천천히 밟으며 걸어 다녔던 시간, 성당의 종소리를 들으며 커피 한잔의 여유를 느낄 수 있었던 시간.
都市を丸ごと借りたように長く時間の経った道を踏みしめながら歩き回った時間、聖堂の鐘の音を聞きながらコーヒー一杯の余裕を感じることができた時間。
말은 조금 아껴 두고, 마음은 가득 열어 둔 시간들.
言葉はちょっとしまっておいて、心は目一杯開いておいた時間。
(240ページ)
그 시간이 안타까워 조금씩 기록을 남겼다.
その時間が惜しくて、少しずつ記録を残した。
키처럼 사진을 찍기보다 글을 남기는 편이 더 쉽게 느껴지는 걸 보면, 아무래도 나는 디지털보다는 아날로그에 가까운 사람인가 보다.
Keyのように写真を撮るより、文章を残す方が簡単に感じられるのを考えると、どうしても僕はデジタルよりはアナログに近い人間みたいだ。
'글을 썼다'라는 표현은 순간적인 생각을 파편적으로 남긴 메모를 설명하기엔 너무 거창한 것 같고, '기록했다'라는 표현이 적당할 것 같다.
「文章を書いた」という表現は、瞬間的な考えを断片的に残したメモを説明するにはすごく誇張したみたいで、「記録した」という表現が適切な気がする。
작은 노트를 가지고 다니면서 시간 날 때마다 머릿속 생각을 정리할 때도 있었고, 요즘은 휴대폰 메모장을 더 많이 이용하긴 하지만 사진을 찍는 것보단 확실히 글로 남긴 게 많은 것 같다.
小さなノートを持ち歩きながら、暇があれば頭の中の考えを整理することもあったし、最近は携帯電話のメモ帳をもっと沢山利用することはするけど、写真を撮ることよりは確実に文章に残す方が多い気がする。
어릴 적부터 꽤 최근까지 일기도 썼는데, 아직 어릴 때 쓴 일기를 들춰보진 못했다.
幼い頃からかなり最近まで日記も書いていたけど、まだ幼い頃に書いた日記を掘り出して見ることはできなかった。
가끔 생각도 나고, 궁금하기도 한데 한번도 펼쳐보지 않았다.
時々思い出したり、気になることもあるけど、一度も開いてみたことはない。
부끄러울 것 같기도 하고, 나만 알고 있는 그때의 나를 지금의 나에게 들키는 것 같아 부끄러워서였을까?
恥ずかしいような気もするし、僕だけが知っているその時の僕を今の僕にばれてしまうような恥ずかしさからだったのだろうか?
그냥, 아껴 두고 싶었다.
ただ大切にしまっておきたかった。
대신 초등학교 때 친구들이 썼던 편지 같은 건 가끔 읽어보곤 하는데 거기에 많은 친구들이 '넌 노란 옷이 참 잘 어울려'라고 쓴 걸 보고 한참 웃었었다.
代わりに、小学校の時の友達が書いた手紙みたいなものは時々読んでみたりするけど、そこに沢山の友達が「お前は黄色い服が本当によく似合う」と書いたのを見て、しばらく笑っていた。
내가 노란색 옷을 그렇게 자주 입고 다녔나?
僕が黄色の服をそんなによく着ていたのか?
이곳 바르셀로나에서는 오래된 건물들 사이를 걷는 느낌이 막연히 좋았다.
ここバルセロナでは、長い時間が経った建物の間を歩く感じがなんとなく良かった。
감상에 빠져 그곳을 걷고 있자면, 현대식 건물들보다 더 높고 웅장한 건물들이 "인마, 난 너의 할아버지의 할아버지보다 더 옛날에 태어났어" 하며 말을 거는 것같이 느껴지는데, 그 기분이 꽤 재미있다.
感傷に浸ってそこを歩くなら、現代式の建物よりもっと優れていて雄壮な建物が「おい、僕はお前のおじいちゃんのおじいちゃんよりもっと昔に生まれたんだぞ」と言って話しかけているように感じられたけど、その気分はかなり面白かった。
난 마음의 대화를 좋아하는 걸까?
僕は心の対話が好きなのだろうか?
영화 속을 걷는 것 같기도 하고, 동화 속을 걷는 것 같기도 하고.
映画の中を歩くようでもあり、童話の中を歩くようでもあり。
시대를 넘나드는 이런 곳에서 가끔 옆에 있는 사람들이 모두 다른 시간에서 타임머신을 타고 온 사람들일지도 몰라, 하는 상상을 하면서 걷는 시간.
時代を行き来するこんな所で、時々そばにいる人たちがみんな違う時間からタイムマシンに乗って来た人たちかもしれない、という想像をしながら歩く時間。
내게는 그런 시간이 묘하게 매력적이다.
僕にとっては、そんな時間が妙に魅力的だった。
(241ページ)
(和訳:うめこ)
あああああ
なんかオニュの書く文章って、小説のようで詩のようで…
きーくんの文章も良かったけど、また違いますよね。
新婚旅行で行きたいなんてーとちょっとドキッとしたりもしたけど←
そのくらい気に入ったってことなんでしょうね~
なんだかあたしの稚拙な文章力が目立つので、この辺で…
コメントをお書きください
蘇芳色 (月曜日, 02 1月 2012 21:06)
和訳ありがとうございます。おにゅの歌声が大好きなんですけれど、これを読んで、おにゅの書く文章も好きだなって思いました。彼の感じ方がなんだかイイです。
ひ☆彡 (火曜日, 03 1月 2012 00:48)
和訳ありがとうございます^^
楽しみに拝見しています。
KEY、テミン、オニュ、3人3様のカラーが出て、夫々の色を楽しめますね!!
以前はよく見かけた、オニュ&テミンの姿をあまり見かけなくなったとき(最近は若干復活気味??)、最初は「テミンの反抗期か?」と思ったものの、ある時ふと「むしろ、オニュの方が一人の時間を欲しているのかも」と思いました。
一人っ子だからか、忙殺される中、自分の心をリセットする自分だけの時間・空間を一番欲しているのは、5人の中でオニュが一番のような気がします。
同じ一人子でもKEYとはちょっとタイプが違いますね^^
wanco (木曜日, 05 1月 2012 20:01)
オニュは穏やかな時間を大事にしてるんですね。
そんなに長い滞在ではなかったと思いますが、
スペインでの時間を大切に思って書てるのが伝わってきて、、、
なんか感動しました!
和訳ありがとうございます☆
gree-n (土曜日, 14 1月 2012 00:02)
和訳ありがとうございます。
写真集を見ながら文章が理解できればなぁと途方に暮れていました。
心から、感謝致します。
KEY君もテミンもそれぞれ面白かったのですが、オニュ君の文章が一番心に残りました。私の中でそれぞれSHINeeのメンバーの勝手な性格分析がしてあって、KEY君とテミンの文章はまさしく!だったのですんなり入ってきたのですが、一番好きなオニュ君がつかめそうでつかめてなかったので、今回の文章を読んでとても心に届きました。
上の皆様のコメントも読ませてもらい、皆様の思いも興味深く、ますますオニュ君の事が好きになりました。
心の対話が好きなのか?
自分に問うオニュ君。写真よりも文章に残すオニュ君。
妙に、や、コーヒーが冷めるまで、といった表現の仕方にギュっと心をつかまれたようでぬけません。やっぱり、オニュ君が好きです私。
Designer Bags (月曜日, 27 2月 2012 17:56)
Women handbags
tmsmlove (木曜日, 26 4月 2012 23:29)
今日、やっと新大久保で『太陽の子供たち』を手に入れました‼日本語訳、本当に助かりました。ありがとうございます。
三人の会話の部分の日本語訳もしていただけませんか⁇